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2015年12月

2015年12月29日 (火)

自然に習う

ニーズが出来上がったところで、どのようにシステムを実現するかに話は移ります。

初めは既存の技術でシステムを作ろうとしても、行き詰まることもあります。そんなとき、何を頼りに作ったらいいか、あてがないとき、自然をお手本にしてみてはいかがでしょうか?

自然とは生物、生態系、天候、地球物理、海洋学、宇宙などなど、人間の手が加えられなくても、もうすでに世の中にあるものと考えてください。

わかりにくいですか?では、わかりやすく例を示します。スタジオジブリの映画「風立ちぬ」で、主人公の堀越二郎はサバの骨の形をヒントに、飛行機の翼の設計をし、その飛行機が見事飛んだというエピソードがありました。そんな感じで、身の回りの自然から初めてヒントはないか探してみてはいかがでしょうか?

コンピュータの世界で自然を手本にすることなんてできない、とあきらめてしまってはいけません。私はサラリーマンになり立ての頃、生物の細胞をコンピュータに見立てて、OSを作ったことがあります。なぜ細胞がよかったのかと言うと、細胞にはそれぞれDNAが備わっていて、細胞自身が他の細胞の命令を受けることなく、自律的に判断して動作を決めている、そして、もし1つの細胞が死んでしまっても、他の細胞が動き続けることができるので、1つの細胞が死んだくらいでは生物は死ぬことなく生き続けることができる。以上のことをコンピュータの世界に当てはめてみると、コンピュータ1つを細胞とみたて、システム全体を生物とすると、細胞の動作を真似てコンピュータを動作させれば、1台のコンピュータに故障があっても、システム全体は動き続けることができる、ということになります。細かいところはお話しできませんが、OSから組むことができれば、無理な話ではないはずです。

自然の中にはまだ解明されていないこともありますが、よくできたお手本は探せばいくらでも出てくると思います。そして、自然は特許を持ってたりしませんから、真似はタダでできるのです。

考えが煮詰まったら、自然に目を向けてみては?

2015年12月17日 (木)

すみません。



すみません。記事の更新を休んでおります。実は愛用の遠近両用メガネをこわしてしまったため、パソコンの画面がよく見えず、更新ができません。新しいメガネができるまでしばらくお待ちください。

2015年12月14日 (月)

ご感想をお聞かせください。



私のブログの感想をお聞かせください。コメント欄にご記入いただけると嬉しいです。全投稿を繰り返し読むことをお勧めします。

2015年12月11日 (金)

ニーズの開拓(4)

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ニーズの開拓において、最も身近にあるのは、あなたの技術力(シーズ)です。シーズとは、種(seeds)から来た言葉です。あなたが持っている技術、既に開発したシステムの中であなたの会社独自の技術があれば、それがシーズです。そのシーズを他のシステムにも生かせないか当てはめてみる、これは誰もが考えることです。

 

でも独自の技術なんて、そんなにないよ・・・

 

それが本音ではないですか?なので、普段の開発の中で、常に「これは新しいアルゴリズムだ」とか「間違えて書いてしまったプログラムだけど、他に活かせるかもしれないから、とっておこう」とか、自分の技術力をシーズにする準備をしておくことを習慣化しておきましょう。その他、「このハードウェアはこんな風にしたら、使い勝手がよくなるのに」とか、「このOSのこんなところはダメだ」といったアイデアもシーズになり得ます。

 

こういうちょこちょことした技術力の種はつい忙しさに紛れて忘れてしまいがちです。携帯のメモ機能や、紙の本物のメモ帳を専用に用意して、休み時間に思いついたことを書き出しておきましょう。顧客との打ち合わせ中や電車の移動中などにも書けるよう、ポケットサイズのものがいいでしょう。それを貯めておいて、ニーズを生み出す、それはあなたの次のステップへの道となるでしょう。

 

(文:エメラルド優子)

2015年12月10日 (木)

ニーズの開拓(3)

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ニーズを開拓できそうな対象、もう一つ、忘れていませんか?そう、一番あなたに近い対象、顧客です。顧客はすでにあなた方に仕事を依頼しているのですから、信頼関係もできています。頼み込んで、顧客の仕事を見学させてもらってはどうでしょうか?今やっている仕事以外にも、システム化すると、顧客に喜んでもらえるニーズが見つかるかもしれません。

 

例えば、私が農業関係の仕事をしていたとき、とある農業試験場を見学させてもらったことがありました。そこにはすでに作物の生育状況やその時の気象、どんな作業を行ったかを記録したデータベースはありました。しかし、それぞれの数値の相関関係は手動の計算で算出していたのです。そのため、データベースは作ったものの、十分にその中のデータを利用することが難しくなっていたのです。そこで、私は自分の隣の部署で研究しているデータマイニングを当てはめて相関関係の計算を自動化してはどうかと、提案してみました。顧客はデータマイニングの技術があることを聞いて喜び、新しい仕事の開拓となったのです。

 

見学するのが一番ですが、いつもの打ち合わせで、飲み会で聞いた話がヒントになることは大いにありえることです。ノミニケーションはもう古いなんて言っていないで、顧客と色々なコミュニケーションと取ってみることは、あなたにとってもプラスになることになることもあるのです。

 

(文:エメラルド優子)

2015年12月 9日 (水)

ニーズの開拓(2)

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昨日は、新聞やテレビなどのニュースからニーズを開拓する話をしましたが、ニュースソースは他にもあります。学会や講演会、特許の公報などからネタを拝借するのです。言ってしまえば人が開拓したニーズを頂戴するのです。

え!そんなことしたら、違法じゃないの?

そんなことないんですよ。ニーズ自体はもらってもいいのです。そのニーズを解決する技術自体が異なれば、特許法違反にはなりません。どんどんニーズを頂戴してしまいましょう。学会や特許公報というのは、学術や産業を発展させるために、技術やその背景を公開するのが目的で作られています。むしろ、そのニーズを頂戴して、もっといい技術を開発すれば、産業がより発達したことになり、その学会なり特許なりが役にたったことになります。

 

ただ、なんでもかんでもニーズを頂戴すればいいというわけではありません。あなたの会社がその分野に有効な技術をすでに持っていて、儲けが出ることをみこめなければ、却ってコストがかかってよくありません。当たり前なことですが。

(文:エメラルド優子)

2015年12月 8日 (火)

ニーズの開拓(1)

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新しい仕事を開拓するとき、みなさんはどうしますか?これからの数回はニーズの開拓について考えてみましょう。新しい仕事は待っていれば降ってくるものではありません。自分で開拓するものです。

 

時事問題は勉強していますか?新聞、テレビ、インターネットのニュースサイト、情報は溢れています。見てはいるけれど、そこからニーズをどう見つければいいのかがわからない、自分の仕事に関係ないニュースばかりで役に立たない、と思っていませんか?関係ないと頭から決めつけずに、そのニュースをどう自分の仕事に結びつけるかを考えるのが重要です。

 

どうしても自分の仕事とは結びつかない場合は、社内のどこかの部署が持っている技術が役にたたないか、も考えてみましょう。例えば、自分はデータベースを使わない仕事をしているけれど、この問題はデータベースを速く扱うことができるあの部署だったら、解決できるかもしれない、などと考えます。

 

初めは難しいかもしれないですが、そうやってニーズを見つける訓練をするうちにいい仕事を思いつくようになってきます。

 

(文:エメラルド優子)

2015年12月 7日 (月)

デバッグ

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デバッグしたにもかかわらず、納品後にバグが見つかったことありませんか?それは、デバッグで想定した以外の操作を顧客がした時などに起こります。それは顧客のミスととりますか?それともバグですか?その境界線を引くのは難しいことですね。スマフォのアプリでも、スマフォの種類などによって動作が異なる場合もありますね。

 

では、どうしたらいいか?想定外のことをできるだけ想定内にするよう、デバッグに時間をかけます。入力にわざと間違った値を入れて、システムがどのような動作をするかを見て、対処法を考えます。

 

顧客が明らかに間違った操作をした時でも、簡単に正常な状態に戻す方法を組み込んでおけばいいのです。例えば電車のICカード式改札機を無理矢理突破してしまった乗客がいて、その改札機が閉じてしまい、次の乗客がその改札機を使えない状態になったとします。でも実際に観察していると、少し待てば改札機は使えるようになります。そのようなシステムを作ればいいのです。

 

でも誤操作対応の作り込みをし過ぎて、重すぎるシステムになってしまったら、元も子もありません。どの程度ご操作に対する柔軟性のあるシステムを作るかは、デバッグを重ねて、そして顧客と話し合って決めていくのが重要になります。

(文:エメラルド優子)

2015年12月 6日 (日)

重要なお知らせ

いつも読んでいただいてありがとうございます。
今まで休日も投稿してきましたが、土日祝のアクセス数が極端に少ないという現状があるため、今後は基本土日祝は投稿しないこととします。ただし、先日の「勤労感謝の日」のようにその日に投稿する意味のある文章は、投稿しますのでよろしくお願いします。

今後共エメラルド優子をよろしくお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

                             エメラルド優子

2015年12月 4日 (金)

変数名の決め方。

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プログラムを書くとき、変数名、定数名、プロシジャ名をどう決めるか、迷う方もいると思います。大勢で手分けしてプログラムを書くときは特に、重複しないようにしないといけません。


これも前回のファイルを書き出すのと同じように、みんなで集まってこういう変数名やプロシジャ名を決めるのがよいでしょう。もしくは、プロジェクトリーダーが一人で変数名やプロシジャ名を紙に書いて、その紙をみんなに見せて意見を聞く、というのもいいかもしれません。

 

よく使われるのは、その変数などがもつ役割を英語にして名前をつける、というものです。もちろん日本語でもいいです。ローマ字にしたときに長すぎないようにすればいいと思います。

 

オブジェクト指向の言語では、大文字と小文字を使い分けているみたいですね。私はあまりこの分野は詳しくないのですが、言語の仕様に合わせるのは言うまでもないことです。

 

このように、ファイルのフォーマットや変数名、プロシジャ名を決めると、プログラムの全体像が掴めてきます。まだ特許明細書を書いてない場合は、この時点で書くのがわかりやすくていいかもしれませんね。特許の書き方がわからないときは、後で書き方をご紹介しますね。

 

(文:エメラルド優子)

2015年12月 3日 (木)

まずファイルの全体像を書き出す

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新しいプログラムを書くとき、何から始めますか?私はプログラムの入出力で使うファイルのフォーマットを書いてみます。このプロシジャはこのファイルから読み出して、処理して、他のファイルに書き出すから、このファイルのフォーマットはこうなる。とわかってきます。変数の種類や何バイト使うかまで、ここで明らかになります。

この作業は、プログラムを分業で書くときは全員で行うのがいいでしょう。自分は少ないバイト数でいいと思っていても、違う分担の人はもっとメモリの確保が必要と思っているかもしれません。ホワイトボードなどを使って、みんなでああでもない、こうでもない、とファイルのフォーマットを決めます。

そんなことやってるよ、なんでそんなことここで書くの?という方、もうあなたは十分プロですね。変数の種類やバイト数がすぐ思いついて、書き出すことができる方は、もう中級者と言っていいでしょう。

ネットワークから入ってくるフォーマットも、ファイルと同じように書き出すことができれば、プログラムの50%はできたも同然です!

(文:エメラルド優子)

2015年12月 2日 (水)

プログラム仕様書

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書いてますか、プログラム仕様書。簡単ですから、書きましょうね。プロシジャの入力と出力、動作を書くだけです。

元はプログラムを書く前にプログラム仕様書を書いていたのですが、私はプログラムが出来上がってから書くのがよいと思っています。 これは、開発途中に担当者が変わるとか、改訂版のプログラムを作るとき、今まで書いたプログラムを流用して開発するときに必要です。そんなの、プログラムを読めばわかる、という人は素人です。よくわからない内容のプログラムを読むことが難しいことは以前にも書きました。

ほかの人に引き継ぎするときにプログラムしかない、というのは、ちょっと仕事をする人として恥ずかしいことですね。ちゃんと資料を書いて渡しましょう。 すぐに社内で引き継ぎする場合はまだいいです。発注者に渡したり、何年か時間が経ってからほかの人が読む場合は、プログラム仕様書が重要になってきます。

プログラマの仕事は、プログラミングすることだけじゃありません。ちゃんと仕様書や資料を人に見てもらえるように、日頃から書くクセをつけておきましょう。ほかの職業の人もやっていることです。タクシーの運転手でも、日報は書きますね。私が研究者をしていたときも、研究報告書を書いていました。もちろん、プログラムを書くのも仕事でしたから、プログラム仕様書も書いていましたよ。

資料を書く事、これは社会人の常識です。

(文:エメラルド優子)

2015年12月 1日 (火)

理想論だろ

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私のブログを見ているみなさんの中には、「そんなの理想論だろ!そんなことやってる暇はない」と切り捨てる方もいるかもしれません。

 

それでもいいと本心から思っているなら、構いません。でも、本当に?新人の時は自分の作るものにワクワクしていたんじゃないですか?今の職場で無理なら、転職することだって考えられます。ワクワクできる職場で、「さて、どんなもの作ってやろうか?」と感じてみませんか?

 

おせっかいおばさんかもしれませんが、もう一度私の過去の記事を読んでみてください。ドラマ「下町ロケット」のような、モノづくりしてみませんか?
(文:エメラルド優子)

 

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